林　大五郎　昌治　ブログ

「後世に伝えねば。」　でも、　「公の記録として残すのははばかられる。」
そうだ、神事として抽象化して伝えよう。

とか、いう事って、　　何でしょうね？


今でいえば政治スキャンダル　とか？


でも、どんな大事件、口に出すこともできない陰謀であったとしても、
それだと政権が変わった時には発表しても構わないですよね。


で、あれば、ケベスの秘密というのは、
現在であっても公開できないほどの重大事ということです。


  

お待たせしました。　まってない？　

＜続き＞


1、人間であるが故、必ず意味を知りたいという欲求がある。

２、意味の分からないことを長く続けるのは人間には非常に困難。

３、逆に世代間で意味が伝わらなくなるほどの長期間、祭りが途絶えたことがない。（祭りが続いている）


ということから結論として言えることは、


実は、今でも、ケベス祭りの秘密というのは、　　　密かに受け継がれているということに他ならない。
じゃじゃーん




ただ、もっと重要なのは


「では、なぜ祭りの起源も、意味も分からない。としているのか？」　という疑問のほうで、


もう、これって、　つまり、　「公には言えない。」　ってこと。　(笑）

  

起源も、由来も、意味さえも分からなくなるというのは、

大きな戦争や疫病、飢饉などで、関係してる多くの人間が一斉に失われ、
祭りが数年～数十年、祭りの本質が伝えることが出来なくなる期間、中断してしまった場合。


その場合は考えられる。


でも、それなら意味が分からなくなった祭りをわざわざ復活させるだろうか？


貴方なら、意味は分からないけど、「何やら大切な祭りだった。」というだけで復活させる？
復活させたとしても、意味が分からなければ世代が変わるにつれてその気持ちも薄くなっていくのは必定。
だから、遺言みたいなものだけで、村中あげて数百年も祭りが続く可能性はかなり低い。


ということはどういう事かと言うと、結論は　　[次回に続く]  

起源も由来も一切不明　と紹介されているのは
奇祭　ケベス祭

ケベス祭が行われる岩倉社（櫛来社）は寛平元年（889年）に宇佐神宮の分霊を勧請したと伝えられていることから
１０００年以上続いている祭りである可能性がある。

でも、
全てが謎と言いうことなら、

逆にそう語られていることで分かることもかなりある。


まず、１０００年以上も連綿と続いているのなら、、


起源も、由来も本当に一切わからないというのは、　”ほぼありえない。”（爆）


なぜなら、「ケベスって何？　どんな意味？」と貴方が今思っている疑問は、
江戸時代でも、鎌倉時代でも、それ以前でも、
どんな時代の人でも感じる感情だからだ。

むしろそう思うこと自体が、人間の人間たる所以である。


ということは～？　　　　　　[次回に続く]