2023年05月22日

大怪獣ブゴン講評 3

<重要シーンの演技について>

重要といっても短編なので、icon全て重要であるとは思うけれど。
特に重要なシーンのうちの一つは、
それまで突如現れたブゴンに対抗するすべがなく蹂躙されている展開に対して、対応策を見つけるブルーバード(映画館)内のシーンであると思う。
今回も出演された俳優、女優さんに対しては、短編という事で様々注釈を語れる場面もなく、
演技力だけで状況の変化を伝えなければならないという状況で、素晴らしい演技でしたということにつきますが、ただ一つ、崩れたのでは?
と思うシーンが上記ブルーバード会館での岡村 照館長と大里 豊のからみでした。
岡村館長相手に何テイクも撮り直しが出来ないというのも十分理解していますが、岡村館長に引っ張られて、撮影スタッフや、岡村館長をよく知っている人だけの内向きの笑いになってました。

逆に言えばプロの俳優さんに演技をさせない岡村館長の破壊力がすごいわけですが。
ストーリーの転換点だっただけに残念でした。
  


Posted by H.B.S. at 09:10Comments(0)地域、文化、芸術