2013年05月05日

歴史には参考になることいっぱい

85年前に起こった済南事件


1928(昭和3)年5月、日本人約2000人が住む
山東省の省都・済南(さいなん)という商業都市で起こった事件

当時 国民党と共産党で内戦状態の中国
国民党の総統<最高司令官>蒋介石みずからが日本軍の司令の前で、
「済南の治安は国民党が守る、日本人は一切を国民党に任せて、バリケードも解いてよろしい、安全は自分が保証する」


と言ったものの、


その国民党軍が自ら略奪を始め、
白旗を掲げて停戦を呼びかける日本軍の軍使にも発砲
その後、在留邦人を救出に向かった日本軍との間に戦闘が起こった

その間
多数の日本民間人が惨殺されました。


西田総領事代理が
田中 義一外相(= 田中義一首相、外相を兼任)にあてたの公電(外務省公電にある公式文書)には、

「腹部内臓全部露出せるもの、女の陰部に割木を挿込みたるもの、顔面上部を切落したるもの、右耳を切落され左頬より右後頭部に貫通突傷あり、全身腐乱し居れるもの各1、陰茎を切落したるもの2」

とあります。

さらに詳しくは、

佐々木 到一中尉(南京駐在武官)の手記「ある軍人の自伝」に書かれてますが、
余りに凄惨なので、書くどころか、コピペすらしたくありませんが。



アメリカやその他先進国は自国民の救助のためなら、
軍隊を派遣し、それを邪魔するなら戦闘もするでしょうけど、

自衛隊は法律によって、現場まで救助隊の派遣すらできませんね。



自己責任? ということ? 


旅行はともかく、
工場などをそのような国に移す場合は、
十分にそのことを留意して下さい。




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Posted by H.B.S. at 19:13│Comments(0)国際関係
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