2012年08月25日

合理的でも非論理的な事

気が付いた時には神社検定、申し込み締め切りでしたicon


分霊(ぶんれい、わけみたま)とは、
本社の祭神を他所でも祀る際、その神の神霊を分かちたもののこと。
分霊しても元の神霊の神威は損なわれず、分霊もまた本社の神霊と同じ働きをする。

分社(ぶんしゃ)
地理的要件などのために、本社に対し別に神社を創設し、その分霊をまつった神社。

合祀(ごうし)
ある神社の祭神を、別の神社で合わせて祀ること

復祀(ふくし?)
合祀で廃社された神社に、合祀されていた祭神を戻し、再建すること

分祀(ぶんし?)
という言葉は、ある神社に複数の祭神が祀られている場合に、そのうち一部の祭神のみを他所に移して祀ること



ということを見ると、

○神社から分霊して別の神社に移しても、元の神社から神がいなくなるという訳ではない。

○また、分霊した分社にお祈りすることは、本社にお祈りするのとまったく同じ事。


というのがわかる。


だから、神社の事を良く知らない外国人が、
靖国神社からA級戦犯だけを別に移せばいいじゃん。 というのは

まあ、合理的考えと思うのだろうけど、

論理的には不可能。 できない。 意味が無い。 という事になる。



「そんな、よく分からないし、日本だけの特殊事情だ。」


という外国人の方は、試しに同じ事を中東で言ってみてはどうだろうか。

「エルサレムは半分づつ統治したら合理的でいいじゃん。」とか。




多分、ユダヤからもアラブからも撃たれるんじゃないかと思う。


それぞれの教義にとって非論理的だから。






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Posted by H.B.S. at 09:12│Comments(0)国際関係
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