林　大五郎　昌治　ブログ

シャープが大変なことになってますが、

シャープに限らず、
輸出産業が大打撃を受けているのは、
だいたいは自己努力というよりは、為替によるものです。


多少の価格差なら、
品質が優れてるほうを選ぶ消費者も、
円高で大幅な価格差になってしまった場合には、
低価格には勝てないでしょう。


その結果シャープの液晶も
サムスン（Samsung）他に敗れたわけですが、


では、なぜ韓国ウォンが安いままで、保てるか？
といえば、現在、国際通貨である日本円とスワップ（700億ドル）ができるからです。

少なくともそれは、かなり大きな要因だと考えています。



つまり、日本は国際的な信用力のないウォンを助けることで、
自国の産業を破たんさせている。

という一面を持ってるといえる。



身の周りに置き換えて言えば、


取引先を倒産させないように、資金を提供しているが、
その取引先の作る製品によって、
自社企業が大打撃をくらっているという、、


しかも、その取引先からは感謝されるどころか、
罵詈雑言を浴びせられているという。（笑える）


なんとも言えない不条理