林　大五郎　昌治　ブログ

体の具合が悪い時、

薬箱の中の薬を片っ端から飲んだりはしないし、
体にやたらめったらメスを入れたりしない。

まず、原因を探る。　普通は。

問診をし、聴診器をあて、必要であれば、レントゲン、CT、MRI。
原因と、部位を探る。


国においても同じ。


問題点はできるだけ正確に洗い出さないと
様々な政策も効果が薄いばかりか、
副作用のほうが強かったりする。


でも、問題点を絞ろうとすると、


それを調査する行為自体、
それを差別だ。　という人が出てくる。



でも、それは差別だろうか？


問題のありそうなカテゴリーでも、
その中には、まともな部分も、人もいる。

それを区別しなければ、
そのカテゴリー全体が何となく、胡散臭い目で見られてしまうし、
かえって、そのカテゴリー全体に対する偏見が生まれてしまう。


そのほうが、よほど理不尽な差別ではないだろうか。



ただ、差別、差別を連呼する人は、
そのあいまいさの中に隠れてたほうが都合が良い人なのかな。